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タツオ
どこにでもいるJTC企業の課長
30代のIT企業に勤める平凡サラリーマン。
シンプルライフと物欲の狭間で苦悩しつつ、デスク周りを中心としたガジェット情報を発信しています。

目標は「野原ひろしのようにかっこいいお父さん」になること。ちなみに足はもう臭い。
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【ソニーWF-1000XM5レビュー】:ノイズキャンセリング性能がやばい完全ワイヤレスイヤホンの新たなスタンダード

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こんにちはタツオです。

もはや日常生活に欠かせない完全ワイヤレスイヤホン、各社から魅力的な製品が出されており、ますますイヤホン選びは難しくなってますよね。

今回ご紹介するのは数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でSONYの最新ワイヤレスイヤホンWF-1000FXM5。

SONYさんからお借りすることができましたのでレビューします。

結論としては、完全ワイヤレスイヤホンとしては最高の仕上がり、これ選んどけば間違いない領域展開。

個人的にはAirPodsProユーザの乗り換え先として有力候補になると感じました。

それではレビューしていきます!

SONY WF-1000XM5
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 小型・軽量で持ち運びやすくなった
  • 新開発のドライバによる圧倒的な高音質
  • 世界がスッと静かになる世界最高ノイキャン
  • 誰でも快適に装着できる新型イヤピース
デメリット
  • 外音取り込み機能についてはイマイチ

本記事はソニーマーケティングジャパンより商品を貸与頂き、記事を作成しています。

目次

付属品と外観の印象

早速中身を見ていきます。中に入っている付属品は

  • 説明書
  • 充電用ケーブル(USB-A to USB-C)
  • イヤーピース

イヤーピースは最初から装着されているMサイズを含めるとSS〜Lまでの全4パターン。幅広い人に対応できますね。

そして本体を確認していきます。

ケースの外観はマットブラック。指紋がついても目立たないので非常に良い。

また、最初に手に取った時の感想は「ちっさ!」。

実は今までWFシリーズを購入していなかった理由としてはサイズが大きく、ズボンのポケットに入れた際に膨らみがどうしても気になっていたため。

また、AirPodsシリーズと比較してどうしても大きく感じられたのが大きな理由でした。

ところが今回のサイズ感は非常に好印象。非常に小型で軽いです。

本体を開けるとこんな感じ。

イヤホン本体は光沢とマットを組み合わせた2トーンカラーになっています。このマットブラックになっている部分をタッチすることで様々な操作が可能とのこと。側面にはSONYのロゴがあしらわれている。

ソニーWF-1000XM5の特徴

WF-1000XM5の主なスペックはこちら。

スクロールできます
スペックWF-1000XM5
型式密閉ダイナミック
ドライバーユニット8.4mm
重量イヤホン:約5.9g(イヤーピースM含む)
ケース:39g
連続再生時間NC使用時:最大8時間
NC未使用時:最大12時間
ケース込みで最大24時間
充電ワイヤレス充電/USB-C
急速充電 3分で60分再生可
Bluetoothbluetooth 5.3
対応コーデックSBC, AAC, LDAC, LC3
防水性能IPX4
(多少の雨であれば問題なし)
価格41,800円

そして完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルとしての特徴は以下の点になります。

前モデルから20%の軽量化!小型ボディ

日常使いのイヤホンとして、重要なのが重量とサイズ感。ぶっちゃけデカすぎたり重すぎると持って行くのが億劫になって使わなくなります。

そしてこのWF-1000XM5。。。余裕で合格です。

重さはケースとイヤホンを合わせて約48gと前作のWF1000XM4より20%軽量化されていてとても軽やか。

手に取ってみると驚くほど小さく感じます。ケース本体の体積も約15%小さくなったとのこと。現在常用しているAirPodsProよりも小さく、これであればポケットに入れても全く違和感を感じることがない。

なお、小型軽量化されていてもちゃんとワイヤレス充電には対応しており、急速充電(3分充電で60分使用)にも対応しています。

朝出かける間際になって「充電し忘れた!」というシーンでも心強いですね。

ダイナミックドライバーXによる高音質

WF-1000XM5の大きな進化点であるのが音質の向上。

新ドライバーユニットが搭載されたことにより、低音域の迫力を増しつつ、繊細な音を奏でられるようになりました。

その理由はダイナミックドライバーX、ドライバー口径サイズは前モデルの6mmから8.4mmへ大口径化。

また、信号処理を行うプロセッサ、DACアンプも刷新されたことにより、低音域から高音域までバランスよく音質の向上を実現したとのこと。

また、LDACに対応しているのはもちろんのこと、DSSE EXtremeによってAACやSBCといったコーデックをアップスケーリングすることによって擬似的に音質を高めることもでき、LDACに対応していないiPhoneでもこの高音質を楽しむことができます。

タツオ

iPhoneユーザーであっても高音質を味わえるのはSONYならでは。ありがたい。

世界最高のノイキャン性能

「世界最高ノイズキャンセリング」と謳っているのもこのWF-1000XM5の特徴。

なんと全モデルから約20%もノイズを低減しているとのこと。それを実現しているのが左右合計で6個あるNCマイクと進化した高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e。

NCマイクに入ってくる環境音を進化したプロセッサによって解析・処理することによって圧倒的なノイズキャンセリング性能を実現しているとのこと。

実際に使ってみた際のノイズキャンセリング性能は後述しますが、確かに素晴らしいの一言。

耳にはめた瞬間から周りの音がスッと消える感じ

電車通勤やカフェでの集中して作業するシーンでも活躍してくれます。

「世界最高ノイズキャンセリング」は伊達じゃない。

私は初代AirPodsProを愛用していますがノイズキャンセリング性能はWF-1000XM5の方が上でした。

仕事にプライベートにうれしいマルチポイント接続

地味に嬉しいのがマルチポイント接続。

Apple製品の場合はMac、iPhone、AirPodsProという構成であれば、各端末を切り替えはシームレスに切り替えができますが、

ただ私の場合、会社PCはWindowsのため、AirPodsを使おうと思うとBluetooth接続を手動で切り替える必要があります。ちょーめんどくせぇ。

その点WF-1000MX5はマルチポイント接続に対応しているので、接続先をいちいち切り替える必要がなく、OS問わず自動で切り替わってくれます。

これの何がいいのかというと、通勤時間はiPhoneで音楽・動画を楽しみつつ、会社でWebミーティングをする際に端末切り替えをせずにシームレスにイヤフォンを使い続けることができる。これが地味にめっちゃ便利。

また、骨伝導センサー・AIによるボイスピックアップテクノロジーによってソニーの完全ワイヤレス史上において最高通話品質も実現しており、昨今の在宅勤務やハイブリットワークで欲しいポイントもしっかり押さえられている。

タツオ

地味にサラリーマンやっていると嬉しいのよ。これが。

快適に長時間利用できる装着感

長期的にそのイヤホンを愛用できるか、そうでないかの重要なのが装着感。

私の場合2〜3時間はぶっ続けで装着し続けることも多いため、ここは本当に大切です。

その点、このWF-1000MX5は最高レベルの装着感。

話を聞くと様々な国籍の耳のデータやイヤーピースの改善によって多くの人が快適に装着できるレベルに仕上げられているとのこと。

特にイヤーピースについてはサイズが豊富で、今作からSSサイズが追加されるなど「どんな耳でもどんとこい!」というSONYの気概が感じられる。

また、今作ではイヤホンの本体サイズが約25%減少したのも、快適な装着感に一役買っている。圧倒的に前作より見た目が小さい。

わかりやすい操作性・アプリ

WF-1000XM5はタッチ操作によるノイキャンのON/OFF、音量変更、spotifyなどのサービス等のコントロールが可能です。

タップによる操作についてはあらかじめプリセット(外音コントロール/Quick Access/再生コントロール)が用意されており、左右それぞれに設定が可能です。

ただし、プリセット毎にしか設定できず、個別設定は現段階ではできないことに注意が必要。

また、このアプリによる設定項目が多いのも特徴です。

行動・場所によって自動的に外音取り込みやノイキャンを切り替えてくれる「アダプティブサウンドコントロール」や10種類のイコライザーなど、好みに応じたカスタマイズが可能になっています。

初期設定をあまりいじらないという方も以下のポイントは確認しておいた方が良いです。

DSEE Extreme

DSEE ExtremeとはDSEE(ディーエスイーイー、Digital Sound Enhancement Engine:デジタルサウンドエンハンスメントエンジン)は、ソニーが開発した非可逆圧縮音楽ファイル用の音質向上技術のことです。

簡単にいうとLDACなどの高音質コーデックに対応していない対応機器においてもアップスケーリングすることによって高音質にしてしまうという技術。すげーよSONY。

ちなみにiPhoneはLDACに対応していません。

なのでこのこのイヤホンの性能を最大限発揮するためにはLDAC対応のオーディオプレーヤーを利用する必要があるのですが、対応していなくてもそれなりに高音質を楽しむことができます。

ちなみにDSEEについてはアプリでデフォルトではOFFになっているのでONに切り替える必要があるので注意が必要です。

実際に使ってみた感想

WF-1000XM5を実際に使ってみてよかった点、イマイチな点を語っていきたいと思います。

よかった点

異次元の高音質、ウォークマンとの組み合わせでバケる

音楽を流し始めてから一発でわかる高音質。「これが高音質ってやつか。。。」と思わず呟きが漏れてしまいました。

低音域から高音域までバランスが良く、AirPodsProと比較すると特に低音域の迫力が雲泥の差です。

iPhoneではLDACで聞くことができないため、DSEEというアップスケーリング技術によって高音質を体験楽しむことができます。

しかし、このWF−1000XM5の高音質を骨の髄からしゃぶろうと思う方にはウォークマンNW-A306との組み合わせがおすすめ。

聞いた瞬間「なんじゃこれ」っと感動してしまいました。

同じ曲をAirPodsProと比較して聴いてみても解像感がまるで違う。どういう技術なん。

素人でもはっきりわかるくらいに高音質を楽しむことができます。

最高と謳うのも納得のノイズキャンセリング性能

「世界最高ノイズキャンセリング」と謳うだけあって、ノイキャン性能は抜群です。

電車での移動の際や、カフェでの作業にもってこい。

ノイキャン機能をオンにした瞬間から周囲の雑音がスッと消えるイメージ。流石に完全に消えるとまではいかないものの、十分に満足できるレベル。

私は初代のAirPodsProをいまだに愛用していますが、それと比較してもWF-1000XM5がノイキャン性能を上回っていました。

おそらくですが、搭載されているチップの強化はもちろんのこと、イヤーチップの改良も貢献しているものと思われます。

逆にイヤーチップが合ってないとせっかくのノイキャン性能を享受できないと思われます。

私の場合はデフォルトでついているMサイズのイヤーチップがジャストフィットしましたが、試しに他のサイズを使ってみるとうまくハマらず、音質がスカスカになったり、ノイズキャンセリングの効きが悪くなってしまうように感じました

今までイヤーチップを相当合わないと変えることがなく、適当に扱うことが多かったのでちゃんとしようと心に決めました。笑

長時間つけても違和感のない装着感

そのイヤホンを長期に渡って愛用できるかどうかを決める大きな要素として装着感があります。

どれだけ高音質や機能に優れていても耳が痛くなって長時間つけることができなかったりすれば実用的ではありません。

その点、WF-1000XM5は問題なし。

長時間作業していても耳が痛くなったりすることはありません。

AirPodsProと比較すると密閉感が若干強いですが、すぐに慣れました。

あと地味に嬉しいのがイヤホンを耳につけたままにベッドに寝転がって枕に頭を押し付けても痛くならない点。

タツオ

子供が横で寝てるとどうしてもこういったシーンが出てくるのです

イヤホンによっては耳が圧迫されてしまうのですが、これも全く問題ありませんでした。

イマイチな点

実際に使ってみてイマイチだと思った点をレビューします。

外音とりこみが弱い

個人的に感じた弱点はこの1点のみ。「外音取り込み」です。

WF-1000XM5の外音取り込み機能をONにした瞬間「サーッ」っという少しホワイトノイズっぽい音が聞こえてしまいます。

もちろん使えないことはないのですがAirPodsProが非常に自然なだけあって、そこに違和感を覚えてしまう感じ。ここはAppleが一歩先を行ってる感じでしょうか。

WF-1000XM5のまとめ

WF-1000XM5について先行レビューをしました。

とにかく完成度が高いの一言。

万人受けするイヤホンですが、とりわけ高音質にコダワリがある方にはうってつけの仕上がりになっています。

価格も41,800円と完全ワイヤレスイヤホンにおいては高価格帯に位置しますが、それも納得のクオリティ。

iPhoneユーザであってもDSEEなどSONYの技術によって高音質を楽しむことができるのも大きな魅力です。逆にライトな使用で問題ない人はAirPodsPro一択かなと思います。

最後まで本記事をご覧いただきありがとうございました。

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