MENU
タツオ
どこにでもいるJTC企業の課長
30代のIT企業に勤める平凡サラリーマン。
シンプルライフと物欲の狭間で苦悩しつつ、デスク周りを中心としたガジェット情報を発信しています。

目標は「野原ひろしのようにかっこいいお父さん」になること。ちなみに足はもう臭い。
アーカイブ
Youtubeでガジェット情報発信中!!

【Macに合う周辺機器】信頼とスタイリッシュを両立した外付けHDD G-Tecnologyを購入レビュー

  • URLをコピーしました!

こんにちは。タツオです。

突然ですが、皆様は自分が撮影した写真や動画はどのように保存されていますか?

私はメインPCとしてM1MacbookAir、内蔵SSDの容量は512GBのモデルを使っています。

そのため、データの大きい写真や動画を内蔵SSDに保存してしまうとすぐに容量を圧迫してしまうので、外付けHDDやSSDに保存しています。

しかしながら、今使用している外付けHDDが購入からなんと7年経過。耐用年数が3年と言われているHDDの2倍以上の期間使用していることになります。

7年間がんばっているG-tecnologyのHDD

さすがに思い出の写真や動画に何かあったらまずいと考え、G-Tecnologyの 外付けHDDの購入しましたのでレビューしたいと思います。

タツオ

逆にここまで耐えたらあとどれくらいの期間使えるか試したいけど。。。
やめておこう笑

商品の概要

  • 商品名

G-Tecnology(G-DRIVE USB-C 4TB)

  • 価格

¥19,800円

  • 良い点

高級感のボディでMacによく合う。おしゃれ。
アルミニウム製のボディで放熱性に優れる
高い信頼性(信頼のおけるWestanDigital製のHDDを利用)

  • 気になる点

値段がやや高い
電源アダプターが内蔵でない(以前のものは内蔵タイプ)

  • おすすめ度

★★★★☆

目次

外付けHDDに求める条件

一口に外部ストレージといってもHDDもあればSSDもありますし、据え置きタイプやポータブルタイプもあります。

なので自分の利用する用途を明確にした上で商品を選ぶことが大切です。

そんなんいちいち言われんでもわかっとるわ。

タツオ

一応言ってみただけです。。。

利用用途を考える

私の利用用途は主にこんな感じ

  • 家族の写真や動画の保存
  • Youtube動画用素材の保存
  • 電子書籍化したデータの保存
  • 外に持ち運んだりはしない

外付けHDDに保存するのは家族との日常や旅行に行った時の写真・動画になります。現在は過去10年ほどの写真データを保存しており、容量的には約1TBといったところ。

最近始めたYoutubeの動画編集時はM1macbookの内部ストレージを利用するとすぐに容量がいっぱいになってしまうことに加え、HDDだと読み込みに時間がかかってしまうのでSanDisk製の外付けSSDを利用しています。

Sandisk製SSD 軽くてめちゃんこ便利

編集後に使わなくなった素材をSSDから外付けHDDへ移動させ、データ容量を圧迫しないようにしています。

タツオ

SSDは安くはなってきたとはいえ、HDDに比べると記憶容量あたりの単価はまだ高いですね。。。

持ち運んで外で作業することはほとんどありませんし、仮にあったとしても上記のSandisk製のポータブルSSDを利用するので、今回は据え置きタイプHDDをチョイスしました。

G-Tecnologyはポータブルタイプもあります。値段も据え置きタイプとそれほど変わらないので、持ち運び前提の方はこちらをおすすめします。

RAIDを組むか?

データをHDDに保存する方式としてRAIDというものがあります。

簡単にいうと複数のHDDを一つのドライブのように認識・表示させる技術のことで、仮に片方のHDDに故障が発生した場合でも、もう片方に同じデータが保存されているため、データの消失を免れることができます。

RAIDの方式にもRAID0、6、10など様々ですが、ここでは割愛します。

RAIDは対障害性に優れる一方で、その分HDDの容量が必要になるためコスト高になります。そのため、ビジネスシーンなどの高い信頼性を必要とする企業や写真・動画に関する仕事に用いられることが多いです。

私の利用用途としては前述した写真や動画・Youtubeの素材程度なので、そこまで信頼性やコストも必要性もありません。したがって、RAID構成はではなく、通常の外付けストレージを購入することにしました。

ビジネスシーンで用いる場合はRAID構成が可能なHDDをおすすめします。

とはいっても、もしものことを考えるとHDD一辺倒では怖いので、クラウドサービスを併用することでデータ消失に対する対策をしています。詳しくは後述します。

高い信頼性を持つメーカー

HDDを製造するメーカーは様々です。代表的なのはWesternDigital,Seagate,TOSHIBAといったところでしょうか。

メーカーごとの故障発生率などはググればいくらでも出てきますが、一概にそれが正しいとも限らないのが悩みどころ。

私は7年間に不具合のなかったWesternDigital製のHDDを信頼していますので、今回も後継機種であるG-Tecnologyを選択しました。

左が新モデル、右が旧モデル。旧モデルもカッコいい

G-Tecnologyの特徴

外観がとにかくスタイリッシュ

一目で見てわかる。素晴らしいデザイン。ぶっちゃけるとこのG-Tecnologyを購入した理由の8割は見た目と言っても過言ではありません。

それほど他の外付けHDDと比較してデザイン性については一線を画していると思います。

筐体はアルミニウム製で継ぎ目のないユニボディのデザイン。手触りも表面が若干の凹凸が感じられる程度の加工がされ、マットな仕上がりになっており、まさにMac用に作られたといってもいいぐらいスタイリッシュ。映える〜。

他社製でよくあるのはプラスチック製の筐体に3.5インチのHDDをぶち込んで、価格をとにかく安くといったものがありますが、G-Tecnologyについて全く安っぽさはありません。サイコー。

スペック

主なスペックは以下の通り

スクロールできます
対応OSmacOS 10.9以降 Win10,8,7(フォーマットが必要)
インターフェースUSB 3.1 Gen 1(USB 3.0)
本体コネクタUSB-C
最大読出速度最大約150MB/秒
電源ACアダプター
保証期間3年間
製造元Western Digital Technologies, Inc.
G-tecnologyの主なスペック

背面は左から盗難防止用のロック、USB-Cポート、電源ポート、電源スイッチ。

記憶容量

容量は4TB、6TB、10TB、14TB、18TBから選択可能です。

当初は容量あたりの単価が最も安価な6TBモデルを購入しようと思っていたのですが、なんとAmazonアウトレットにて4TBモデルが16980円で販売されており、容量あたりの単価が4TBが最も安かったことに加え、私の使い方では6TB必要になりそうではなかったため、4TBモデルを購入しました。

AmazonアウトレットとはAmazonが取り扱う商品のうち、外装や本体に少し傷・へこみがあったりするものの、機能には全く問題ないものを通常よりも安価に販売しているスキームです。もちろん故障が発生した場合などは返金対応などもしっかりしているので、なるべく安く購入したい方にはお勧めです。

USB-C接続で45WのPDに対応

接続端子はUSB-C接続。45WのPowerDeliveryへ対応していますので、MacbookAirと接続して充電しながら利用することができるので、接続端子が少ない端末を利用している場合には重宝しますね。

なお、私の場合はBelkin製のドッキングステーションをMacbookAirのハブとして利用していますので、そこにHDDを接続して利用しています。

Mac/Win対応

MacだけではなくWindowsでも利用することができます。(ただしフォーマットは必要)

良い点

放熱性に優れたアルミニウムボディ

スタイリッシュなデザインは何も見た目だけでなく、実用性の面でも優れています。

それは高い放熱性です。電子機器は熱に弱く、長時間高温に晒されるほど劣化が進み、最終的には壊れてしまいます。

なのでデータセンタなどのサーバーラックが大量に置いてある施設に入ったことがある方はわかると思いますが、データセンター内は機器を冷やすための冷房機器が常に作動しており、めちゃくちゃ寒くてうるさいです。

話が逸れてしまいまいたが、それほど装置を冷やすということは大切です。

このG-Tecnologyのアルミニウム製のボディで放熱性に優れており、見た目の良さと機能性を両立させている点が素晴らしいです。

優れた静音性

以前使用していたモデルでは、HDDへの書き込み時にカリカリ!カリカリ!という動作音がしていたのですが、書き込み時の動作音が格段に静かになりました。

これはG-Tecnologyというより、内蔵されている3.5インチHDDの進化によるものだとは思いますが、こういったちょっとした動作音でも気になるときがあるのでとても嬉しい改善点です。

イマイチな点

価格がやや高い

すべてにおいてパーフェクトと言いたいところですが、弱点はあります。それは価格です。

正直言って今の時代4TBの外付けHDDに19,800円は単に容量だけを見ると高いです。Amazonでも4TBの容量のものが以下の商品のように9,000円台で販売されています。

しかしながら、Amazonレビューを見ると1ヶ月で壊れたなどの報告も散見されるため、価格が安いことが良いのかと言われると難しいところ。

要は用途によると思います。例えば、テレビ放送を録画するといったデータが失われてもあまり問題ない場合は安価なものを選択する方が良いと思います。

一方で家族との写真や動画など、データに大切な思い出としての価値があるのであれば、多少高価であっても信頼性のおける機器を購入すべきだと私は考えています。その辺りは自身の価値観にもよるかと思います。

タツオ

あとシンプルにカッコいいものをデスクに置きたい。ぐへへ。

いっかいトンカチでぶっ叩いたろか。

電源アダプターが内蔵から外出しに

従来のモデルから劣化した部分。それは筐体のサイズが小さくはなったものの、ACアダプターが内蔵式から外部接続タイプになってしまいました。

左が新、右が旧モデル。サイズは小さくなったのだが、、、
ACアダプターは内蔵ではなく外部接続タイプへ変更に

できれば内蔵タイプの方が配線の処理に困らないので助かるのですが、本体が小さくなった代償といったところでしょうか。うーん、これはイマイチ。

もしもに備えたクラウドサービスを使ったデータ保存

信頼性のおけるWD製のHDDを使用していますが、故障しないかと言われれば、それはNoです。

同じメーカーでもロットによっては不具合が出ることはよくありますし、長期間使わないと判断が難しいところです。

そこで、もしものためにクラウドサービスを活用することで壊れても被害を最小限にする方法を紹介させていただきます。

Amazon Primeフォト

お勧めしたいのが、Amazonが提供するフォトストレージサービス。AmazonPrime会員なら誰もが利用できます。

主な特徴は以下の通り

  • 容量は無制限
  • 最大5名までの家族や友人が利用可能
  • スマホからの自動バックアップも可能(アプリインストールが必要)
  • jpeg形式だけでなくRAW形式でも保存可能←重要
  • AmazonPrimeへの加入が必要
  • 動画の保存は5GBまで

私は写真をSONYのα7Ⅲで撮影しており、保存形式はJPEG+RAWで保存しています。そのため、容量が大きくなりがちなのですが、このPrimeフォトは形式を問わず、RAWでもOK。

しかも容量無制限で写真を保存することができる優れたサービスです。

HDDへ月毎のフォルダを作成し、そこに全ての写真を保存する形にしていますので、月末になったらドラック&ドロップでPrimeフォトへ保存するだけでOK。

動画の保存が5GBまでとAmazonPrime会員にならないといけないのが注意ポイントではありますが、PrimeビデオやPrimemusicなどの様々なサービスが月額500円で享受できますし、入っても損はないサブスクかと思います。

家族アルバムみてね

家族アルバムみてねは子供の写真を家族・親族で共有することができるアプリで、かの有名なSMSで一世を風靡したミクシィが提供するサービスです。

主な特徴は以下の通り

  • 動画・写真共に保存容量無制限(ただしPCからのアップロードは月額500円必要)
  • 登録した家族・親族へ瞬時に共有(ジジババ大喜び)
  • 振り返りで投稿した写真・動画の振り返り動画を自動で作成
  • RAW形式での保存はできず、JPEGなどの写真も圧縮(劣化)される

容量無制限は嬉しいところではありますが、アップロードしたデータは最適化され圧縮(劣化)します。スマホで見る分には違いはほとんど分かりませんが、等倍でみるとかなり圧縮され、細部のディテールは失われてしまいます。

とはいえ作品ではなく思い出として残しておく分には問題ないので、家族との日常に関する写真・動画はみてねにどんどんアップロードすることで、仮にHDDが壊れてしまっても大丈夫という安心感はあります。

まとめ

今回はMacに合う外付けHDDとしてG-Tecnologyを紹介させていただきました。

信頼性や見た目がスタイリッシュな外付けHDDをお探しの方にはぴったりの商品かと思います。

また、HDDへの保存のみでは不安という方はクラウドサービスを併用することで、データ全てが失われるという危険性を最小限に抑えることができます。

ただ、クラウドサービスはいつ突然サービスが終了しまったり、サービス自体の改変を行う可能性も常にあります。

最近ではGoogleが提供していた容量無制限の写真保存サービスである「GooglePhoto」が無料での提供を終了するとのアナウンスがあったのが記憶に新しいところです。

両方のメリット・デメリットをうまく使い分けながら、データ管理していく方法が今のところは一番良さそうです。

この記事が皆様の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次